top of page

Project

−保田窪団地をリノベーションする−

建築再生計画

​設計コンセプト

 設計者によって試行錯誤されてきた建築は、どれだけ計画が素晴らしくても、経済的理由によって簡単に社会の中から捨てられてしまう。このような理由で永久に存続することが約束されていない建築を取り壊していくのではなく、もう一度その建築の価値を読み直し、現代のニーズにあわせていく必要がある。

 そこで公営住宅法が原因でデザイン重視の計画だけとして認識されてしまっている保田窪団地に民間による商業機能を追加し、コモンを介して多重な領域生を形成した管理方法を提案する。

 住み手によって建築そのものの価値を生み出していくモダニズムの概念を伝承し、

社会貢献として国・地域・個人の利益を稼ぐことができる建築へと変わる。

​受賞

・日本建築学会設計競技 _2018

 佳作 / タジマ奨励賞

bottom of page